ルテインは黄斑変性症に効く?

 

今まではあまり聞き慣れない病気でありながら近年急増している目の疾患に、黄斑変性症があります。黄斑変性症は人種的に罹患率が低いと考えられてきましたが、生活習慣の変動、特に食の欧米化にともない増加傾向にあります。黄斑変性症は老化による目の変性の一つであり、これを予防するためにもルテインは有用です。

 

黄斑変性症とは?その原因は?

 

黄斑変性症の黄斑とは網膜にある組織の一部のことを指し、水晶体によって角度が調節された光が最終的に照射される位置となっています。

 

もちろん目の機能を実現するためには最重要な組織なのですが、光が当たり続けるため負担も大きく、さらには毛細血管によって栄養されている網膜の一部であるため血管劣化の影響も受けやすい、というトラブルが起こりやすい組織でもあります。

 

生活習慣の変化による黄斑変性症は、主に脂質過剰の食生活による動脈硬化によって網膜への血流が不全となって起きていると考えられていますが、電子機器の普及による光負荷の増大も無関係ではないでしょう。

 

救世主のルテイン

 

そして、ルテインは今挙げた二つの要因、血管劣化による血流不全と光負担の増大の両方に対して有用な働きをします。ルテインは抗酸化物質であるため毛細血管の劣化を効果的に防ぎ、血管が狭くなったり閉塞してしまうのを予防します。

 

また色素であるルテインは光を吸収するため、黄斑への負担をも軽減してくれます。このように二つの側面から黄斑変性症を予防するため、早いうちからルテインの摂取を意識していれば、高齢になったときに黄斑への健康状態に大きな違いが見られるでしょう。